高校在学中から、卒業したら働こうと考えていました。もともと外で働くことが好きでしたし、手に職をつけたかったのです。とちぎ花壇を知ったのは高校の求人です。インターンシップでとちぎ花壇に来て、実際の現場を見たのですが、社員の方とお話したりして自分に向いていると思って入社を決めました。

いろいろやりますよ。庭の手入れ、樹木の剪定、エクステリアもやります。後は公園とか道路などの芝刈りや草刈りですね。ハウスメーカーの図面を見ながら樹を植えることもありますし、ラフな図面なら自分で描くこともあります。資格は造園技能士1級と施工管理技士も造園と土木を両方持っています。アスファルト工事もありますから。

特に現場が個人のお宅の場合、お家の方といろいろお話しながらできるので、楽しいですしやりがいも感じます。庭をきれいにすると感謝されますしね。「ありがとう」なんて直接言っていただけますから。公園の草刈りのときなどでも、いつも公園に来られている方から「きれいになったね」と声をかけられることがありますね。

とても過ごしやすいですし、話しやすい職場です。会社の中で自分は中堅くらいの立場なのですが、先輩方にも相談しやすいので、楽しくやれています。社長でさえ話しやすいですから。後輩ともよく話はしますよ。仕事自体がきついとは思わないですが、やはり高い木に登ることもありますし、そういったときの注意は必要ですね。

のびのびと外で働ける仕事です。みんな優しい方ばかりで人間関係も良好。会社に縛られることがなく、休みも取りやすいですからプライベートも大切にできます。外でやる仕事は経験がないとか、造園未経験者でも大丈夫です。全く問題ないと思います。ゼロから作ることが好きな方には、とても向いている仕事じゃないでしょうか。

とちぎ花壇の社長とは知り合いだったんです。自分も花屋から始まり、ずっと植物関係の仕事に携わっていた関係で、花や植物に興味を持っていました。それであるとき、社長から誘われたんです。「うちに来てくれないか」って。特に転職を考えていたわけではありませんでしたが、造園ができるので入社しました。

自分はやっぱり造園が中心です。植栽、手入れ、庭造りといったところで、自分がやりたかった仕事ができています。でも、もちろんそれ以外にも何でもやりますよ。そのために造園技能士1級の他に施工管理技士の造園と土木の資格も取得しましたので。施工管理技士は公園とか公共工事の現場では必須の資格ですからね。

当たり前ですけど、植物って生きています。だからこの仕事は「生き物」を扱う仕事です。庭木の剪定とか、もちろん図面通りに仕上げるわけですけど、きれいに仕上がったとき、上手くいったときは嬉しいですね。庭に石を据えるのもそうです。何というか、風景とマッチするんですよ。そんなときは充実感や達成感があります。

現場ではチームで作業しますから、段取りなどはみんなで考えながらやっています。親方がいて、親方の決めた通りに動くという仕事ではありません。そういう意味で縛られずに作業できますし、現場の対応は一人ひとり考えながらやっています。だから現場の風通しはものすごくいいし、そうでなければできない仕事ですよ。

人間関係って大事ですけど、その点でギスギスしていないというか。これまで何社かで仕事をしてきましたけど、先輩後輩の上下関係は他のどの会社より小さいです。自分なんか先輩にも「タメ口」のときがありますから（笑）。未経験の方でも大丈夫です。2～3年やれば覚えられますよ。ただ暑さ寒さだけはちょっときついかな（笑）。